ゆうみ

ゆうみ

返信する

「やられたか？」

返信する

「ああ。」

返信する

「アルハーグか？」

返信する

「…そうだ」

返信する

「お前を頃す前にひとつ聞きたい、どうやってオレを見つけた？」

返信する

「相棒を頃された者の執念だ」

返信する

「あれは間違いだ」

返信する

「勝手なことを…！」

返信する

「さっさとくたばれ！…クソぅ、化け物！」

返信する

「なぜその武器を使わない！？」

返信する

「まだ早い。」

返信する

「それを使えば頃せると言ったじゃないか！」

返信する

「やり方がある。」

返信する

「アルハーグ、人間になった気分はどうだ？」

返信する

「…悪くないね！」

返信する

「アルテア星人よりずっと良い、アルテア星にはロクなやつはいないからな。
二人で組んで地球を乗っ取るってのはどうだ？…誰にも止められやしない。」

返信する

「オイ！おっさん何寝言いってんだよ！（ギャアッッ）」」

返信する

「くたばりやがれ！！」

返信する

「……ﾀﾋねぇ！」

返信する

「くそっ！！」（ドカーン）

返信する

「もう抜け出す…その時がチャンスだ！」

返信する

「お前は誰だ？…傷は痛むか？」

返信する

「ああ。」

返信する

「本当に？ 何故撃たなかった？…奴を倒すにはその武器しかないと言ったじゃないか！」

返信する

「…組成物質が違う、人間の身体には効かないんだ。」

返信する

「……そうか。」

返信する

「マックス！ こっちは仕事なんだ！！」

返信する

「……もうすぐ、次の駅だ。」

返信する

「マックス…ロスの地下鉄で男が死んだところで、誰も気にかけないさ……」

返信する

「ごきげんよう……一緒にコーヒーでもどうだい？」

返信する

「……分かった、付き合おう。」

返信する

「よし、行こう。」

返信する

「フォルサム刑務所に７年居て、その前にはマクニールか？……ウワサ通りの地獄か？」

返信する

「看守にでもなりたいのか？」

返信する

「そういうお前は？…オレがとっ捕まえた何人かは大喜びでムショに戻ってった…そのクチか？」

返信する

「クス"ばかり捕まえてるのか？」

返信する

「そうでもないぞ？」

返信する

「オレがそこらの酒屋を襲って胸を躍らすチンピラに見えるか？」

返信する

「いやぁ～そうは見えん。」

返信する

「そう…ムショには戻らん。」

返信する

「だったらヤマを踏むな。」

返信する

「オレには才能がある、だからヤマを踏む…アンタにデカとしての才能があるようにな。」

返信する

「う～ん…普通の暮らしはしたくないか？」

返信する

「バーベキューに野球見物かい？」

返信する

「そうだ。」

返信する

「アンタの暮らしは普通なのか？」

返信する

「まさか！オレが？…最低に限りなく近い、義理の娘はキレる寸前、実の親父がロクデナシなんでねぇ…
女房とも破局との坂道を転落中…三度目だ、チッ…コレもみんなお前のような連中を毎日追っかけてるからだ、
コレが普通か？」

返信する

「ある男がこう言った…サツの気配を感じたらジャスト３０秒で高跳びしろ、その邪魔になるものは全て切れ…
ソレを地で行く男と張り合いたいなら結婚する方が間違ってる。」

返信する

「興味深い意見だ、女もナシか？」

返信する

「居るには居る。」

返信する

「何て言ってる？」

返信する

「セールスマンだとな…」

返信する

「…じゃ、もしオレの気配を近くに感じたらその女を見捨てるのか？
サヨナラも言わずに…？」

返信する

「そうするね。」

返信する

「寂しいもんだなぁ。」

返信する

「あぁ、だが仕方ない、嫌なら他の道を探すしかない。」

返信する

「他には能がなくてね。」

返信する

「オレもだ。」

返信する

「探す気もないしな。」

返信する

「オレもだ。」

返信する

「こんな夢をよく見るんだ、大きな晩餐会のテーブルにオレが担当した頃しの犠牲者がズラ～っと並んでオレを見つめてやがる、
ジーっと真っ黒な目で…頭をぶち抜かれたんだなぁ、血まみれだ…ソレに奴ら膨れ上がってる、ベッドの下で発見されたのは
２週間後だ、隣人がニオイに気づいてねぇ…そんな奴らがテーブルを囲んでる。」

返信する

「喋るのか？」

返信する

「いやぁ～、何にも。」

返信する

「黙ったまま？」

返信する

「あぁ、ただ何にも言わずにジッとしてるだけ…オレを見つめてね、ただそれだけの夢だ。」

返信する

「…オレのは溺れる夢だ、ところが溺れてﾀﾋぬ前に決まって目が醒める。」

返信する

「どういう意味だ？」

返信する

「時間は、あるってことさ。」

返信する

「時間？…やりたいことをやる？」

返信する

「そうだ。」

返信する

「もうやってるのか？」

返信する

「いやぁまだだ。」

返信する

「ココじゃ俺たちは、ごく普通の男どおしだ、これからもお前はお前の…オレはオレの道を行く…
だがこうして顔を合わせた仲だ、ムショに帰したくはないオレとしてはな…
だがもしもお前を逃がすか、この世に未亡人を１人増やすか二つに一つなら、迷わずオレはお前を頃す。」

返信する

「…そのコインには裏もある、追いつめられたオレがお前を頃す…邪魔ものは頃す、しようがないんでね、
こうして顔を合わせたがオレは躊躇はしない、一瞬たりとも。」

返信する

「どう出るかな…神のみぞ知る、だ。」

返信する

「あるいは二度と合わないかもな。」

返信する

「おい！ 何者だ？」

「おい！？」

「ハンドルを離せ。」

「スティーブ！」

「妙なことは考えない方が良い。」

「いや待て、そうはさせん！」

「スティーブ！どういうつもりだ！」

「計画を実行する。」

「どこへ逃げても我々は必ず探し出すぞ？」

「いやぁ～そりゃムリだ。（バンッ）」




「……チャーリー、そろそろ行こう。」

返信する

「プロの立場から見て可能だと思うかね？」

返信する

「可能ですよ…問題は仕事をやった後、どうやって逃げるかでプロとしては先ずそれを考えて…」

返信する

「つまり出来るのか？出来ないのか？」

返信する

「…出来る、ただし時間をかけなければ…この計画には一つのミスも許されない。」

返信する

「というと？」

返信する

「ド・ゴールの身辺を守る警備陣は世界最高だし、情報収集能力も抜群です、
あなた方の努力は全て失敗に終わったばかりか、他人の邪魔にさえなってきてる。」

返信する

「何を言うか君は！」

返信する

「そういう風に感情的になるからいけない、だから失敗したんです。」

返信する

「すると君のようなプロなら成功するのか？」

返信する

「もちろん絶対ではない、だがあなた方の組織でやるよりも成功の可能性は大きいと言えるでしょうね。」

返信する

「この仕事は組織外の個人にしか出来ない、問題は誰がいくらの報酬でやるかです。」

返信する

「…やってくれるか？」

返信する

「良いでしょう。」

返信する

「報酬は？」

返信する

「コレは一生に一度の大仕事で、これをやった後はプロを廃業しなくちゃならない…」

返信する

「だからいくらだ？」

返信する

「５０万。」

返信する

「なに！？」

返信する

「キャッシュだ、前金で半分、あとは後ほど。」

返信する

「本気かね？？」

返信する

「ソレでフランスをあなた方の手に取り戻せれば安いものでしょう？ …カネが都合できないのなら断念するんですね。」

返信する

「…やってもらおう。」

返信する

「この計画を知ってる人間は？」

返信する